ギャラガと裏切り

こんにちは、こんばんは、コケガエルです。
今日もハイボールでほろ酔いです。幸せだなぁー…。
けど、部屋が寒くてね。夏のようにゴクゴクとは進みません。
濃いめをゆっくりやってます。

唐突ですが、子供の頃にゲーセンで遊んでいて『思い出したくねぇ~』とか『恥かしくてもうっっっ』って記憶ありますか?ありますよね。大抵はあるものですよ。うんうん。

今回は、僕のそんな経験をどうか聞いてください。
これは、ギャラガのプレイ中に起こった“羞恥”と“裏切り”の記憶。

僕は、決して奴を許さない…

ギャラガ登場

ギャラガは1981年ナムコより発売、『ギャラクシアン』の正当続編のシューティングです。
敵の流れるような編隊飛行と、エコーの効いたスペーシーなサウンドで、ゲーム少年のハートをワシ掴みです。僕もぎゅ~っとワシ掴まれました。
そして最大のウリは『デュアルファイター』。ボス・ギャラガに捕らえられた自機を取り返す事で合体。無敵のデュアルファイター(2機並んだだけ)にパワーアップでき、これまでにない爽快感を生み出しました。

おっと失礼、説明不要の名作ですよね。無粋でしたな、コリャ失敬。

そして、ギャラガを名作たらしめた最大の要素が、数面おきにやってくる『Challenging Stage (以下チャレステ)』だと、僕は信じて疑わない!チャレステは、デュアルファイターの爽快感を最大限に活かしたゲーム史に残る発明だと言い切ろう。

ギャラガ発売の同年のちょっと前にラリーXが登場しており、これにチャレステが初搭載(?)されていました。ですが、敵車が動かなくてラッキーってだけで、別段おもしろいものではありません。モタモタしていると動き出すのですが、余程のポカをしなければ動き出す前にクリアできます。うん、イマイチ。
秘密道具で動けなくなった“ジャイアン”、檻に入った犬の“ブルさん”。それぞれに対する“のび太”や“トム”程度には快感や自由・解放感を感じますが、ゲームとして楽しいかは疑問が残ります。個人的には、チャレステ(ボーナスステージ)はギャラガから認知され、広く浸透していったと思います。素敵。
続くギャプラス、ギャラガ’88も素晴らしかった。
(※自分の知識の範囲で勝手に書いています。違ったらごめんなさい)

単機でチャレステに突入した時の心細さ。パーフェクトを取れた時の喜び。1コ打ち逃した時の悔しさ…。ぶっちゃけ、チャレステやりたさにギャラガを遊んでいた感があります。

道行く40代のおっさんに「チャレステといえば?」と訊けば、大抵は「そりゃギャラガだろう」と言うはずです。「はいはい、エイベックスのね」とか言う恥ずかしがり屋さんは、こん棒でぶん殴ってやりましょう。今この記事を読んでいるあなたは、間違いなくギャラガと答える側の人種と信じています。

カップアイスの蓋、パピコの先っちょ、カステラの紙。一見おまけだが、実はこっちが本体ともいえる無視のできない存在感と輝きは、チャレステのそれと同じ性質…………

……すんません、自分でもちょっと何を言っているのか分かりません。

ま、いいや。次にいきましょう。

純正アップライトとふわふわボタン

インベーダーの頃って、ゴツくてストロークの深いボタンが多かったですよね。そして、この頃は薄いボタンが標準になり始めた時期だと思う。薄いボタンは大きく3種あり、カチカチとクリック感のあるもの、クリック感は無いがトトトと少し打鍵感があるもの、そしてナムコのふわふわパタパタとした打鍵感の希薄なものです。

ギャラガを一番遊んだのは、地元フレンドデパート(仮名)のアップライト筐体。これがギャラガの純正筐体で、ふわふわボタンでした。
記憶では、ラリーXの純正筐体はインベーダータイプのゴツいボタンだったと思うので、たぶんギャラガから採用されたボタンだと思います。以降ずっと、ナムコはこのボタンですね。
同年登場の『スクランブル/コナミ』のカチカチボタンが好きだった僕は、真逆のスカスカ感が苦手…はっきり言うと大嫌いでした。ええ、最初は。

ある時に誰ともなく、人差し指と中指で交互に連打しているのを何度か目撃。
「は?なにそれ?男は黙って中指連打じゃい」と思いつつも、モノは試しとやってみる………

………………………………………………………!! (あれっ?)
なにコレ?イイ感じ!!!

後に言うピアノ連打ですね。ナムコのふわふわボタンがなければ、生まれなかった技術ではないでしょうか?え、違う?^^;
以後、僕はまるで自分が編み出したかのように、ピアノ連打を常用します。ドヤりながら。
けどね、技術とセンスがないから安定しない。調子こいてピアノ連打していたのに、“ココ”ってところで普通の連射するものだから、よく友人にそれをからかわれました
(笑)
調子に乗って早打ちしすぎると、群れを打ち抜いてしまい、次弾が撃てずにミスしちゃうこともよくありましたよね。ギャラガあるあるですね。

うーん、遊んだ。めちゃ遊んだ。
友人と2Pプレイでいっぱい遊んだ。

しかし、新作は常に登場し続けるわけで、どうしても興味は新作に移ってゆくわけで…大好きなギャラガも次第に触らなくなっていくわけで…。

ギャラガは、長く愛され稼働したゲームですが、あまりに長期稼働が故に『いつでも遊べる過去の名作』という位置づけになってしまいました。(僕の中でね^^;)
なので1年もすると、ほとんど触らなくなっていました…。

そして、それは起こった

…2年が経ち、僕は中学生になった。

まだオープンして間もない『Pシティ(仮名)』というゲームセンターの50円テーブル筐体でギャラガと再会した。いや、正確には普段よく行くゲームコーナーにも現役で設置されていたような気はする。しかし、それが思い出せないほど“そこにいるのが当たり前”で、まるで空気のような存在になっていたので、やはり再会したかのような感覚だった。
僕にとって“ギャラガといえばアップライト”だったことも理由だろう。テーブル筐体のギャラガが新鮮に目に映ったのだ。

オープンして間もない上に休日だったこともあり、小さな店内はそこそこの賑わい。2年前に一緒にギャラガをプレイしていた友人と、思わずテーブル筐体を挟み2Pプレイを開始。懐かしさにテンションの上がる二人。1Pは友人、2Pは僕。
二人ともギャラガは達者だ、友人は当然のようにデュアルファイターに合体、順調にステージを進める。2年のブランクがあっても、最初のチャレステは難なくパーフェクト。懐かしい感覚に、二人はやんやと盛り上がる。

やがてデュアルの片側が被弾。二人で「ああ~」と声をあげるが、ミスを引きずることなく再度デュアルファイターに。もう結構時間が経っているので、正直そろそろ交代してほしかったが、なかなかやられてくれない…。
そしてまたも片側ファイターが被弾し、内心「よし」と喜んだのもつかの間、またもトラクタービームで回収される友人。僕はもう待ちくたびれていたので、内心「弾が捕虜の自機に当たれ」とか「捕虜を残して合体前にやられろ」とか心の底で願っていました(ひどい)。しかしその願いは届かずに無事合体。友人は更にスコアを伸ばしてゆきます。…チッ。

そして、その時は来ました。デュアルの両側がほぼ同時に被弾、爆発。やっと僕の番が到来すると同時に、画面には1P側の『GAME OVER』の文字。
「さあっ」とテンションの上がる僕に、もうすっかり満足した友人が言いました。

「他のゲーム見てくるわ」

…確かに、僕も1ゲームまるまる観戦するのは、正直苦痛だった。けど、2Pプレイでしょう?待つ必要があったとはいえ、俺はちゃんと見てたじゃんか。付き合うのが礼儀じゃないの?
みるみるテンションが下がるのを感じましたが、お金を入れたからにはプレイします。
少し進めると妙な空気を感じる。ステージクリアのタイミングで静かに顔を上げると…

うええええ。俺ひとりだけが逆向き!?
僕ら以外だれも2Pプレイしておらず、しかも1P不在という特殊な状況。
なにこれ!?今まで生きてきて、味わったことのないタイプの恥ずかしさにうろたえました。
当時、ギャラガ以外ではまず起こりえない変態プレイです。

「なんで1人だけコッチ向いてんの?w」
「どうして2P側にひとり?www」
「1Pどこ行ったwwwwwww」

幻聴でしょうか?周囲の心の声が脳内に直接飛び込んでくるようでした。

ちくしょーーーう。あんにゃろが!!!

平静を装いつつ、最後までプレイしましたよ。(わざとにヤラレたりもした)
こんなん途中でやめたら、恥ずかしさの波に呑まれて溺れ死んじゃいますからっっ!!!
楽しめないし、止められないし、地獄のような1ゲームでした。

いや~、とにかく恥ずかしかった。これまで、数々の恥をかいてきましたが、この時の恥かしさは、何か特別でした。
突然のシチュエーションへの戸惑い。狭い空間での気まずさ。置いてけぼりにされた恥ずかしさと怒り。それらが混然一体となった複雑な心境。たぶん死ぬまで忘れられませんね。

まあ、今となっては笑い話ですね。こうしてブログのネタにもなったし。
その友人とは、その後30年以上経った今でも仲良しで、先週も一緒に飲みに行きました。

最近は、steamで購入した『ニーア オートマタ』をライブラリ共有してくれたからなぁ…
この件に関しては、そろそろ許してやるか。

もっとも「許す」と言っても、なんの事だか分からないだろうなー
次にホルモン屋に一緒に行ったら、時間をかけて思い出させてやろう。

今から楽しみだ…。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
もし宜しければ、また遊びにいらしてください。

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