【訃報】狩撫麻礼さん死去…悲しいです

狩撫麻礼さん。
1979年、大友克洋さんとのタッグでデビュー後、池上遼一、弘兼憲史、浦沢直樹、中村真理子、松本大洋、谷口ジロー、かわぐちかいじ、守村大(敬称略)など、数多くの漫画家さんと、数多くの傑作を世に送り出した、大好きな専業漫画原作者です。

その大好きな狩撫麻礼さんが、2018年1月7日に亡くなっていたのを、今日1月15日に知りました。本当に驚いて「え…?」と一瞬思考が止まってしまいました…悲しいです。

大好きと言いながら最近の作品を読んでいない僕は、ファンの風上にも置けません。
「オールドボーイ」「リバースエッジ 大川端探偵社」の評判は知ってはいましたが、これまで手に取る機会がありませんでした。いや、初期の作品が好きすぎて、新しいものに目が向かなかったのかもしれません。なんと後ろ向きなファンでしょうね…ファン失格です。

デビュー作の「EAST OF THE SUN, WEST OF THE MOON」(画・大友克洋)が好きです。「Rock喫茶開店入門編」(画・守村大)が好きです。「リボルバー」(画・松本大洋)が大好きです。つい最近も、下の短編集を読み返したばかりでした。

本当に面白いです。漫画家によってタッチが変わっても、やはり“狩撫麻礼”です。
こんなマニアックな企画を形にしたアスキーコミック編集部のO村(奥村)さん、岩井さん、ヒロポン(広瀬)さんは凄いと思います。
特に広瀬さんは、桜玉吉さんの漫画では今一つパッとしない感じで描かれていますが、この仕事ひとつで“デキる男”と評するに十分でしょう。鼻ちょうちんかっこいいにょ~。

そして、もうひとつ大好きな漫画。『パワーフール』(昭和60年発行)

守村大さんとタッグでモーニング(講談社)に短期連載されていた作品です。
男臭くロックでハードボイルドな、狩撫麻礼さんらしさ全開の1冊で、完成度の高い個人的傑作です。大好きです。
新しいこの3人に会いたいなー…ドラマ化か映画化されないかなー…ムリですよね…。

昔の狩撫麻礼さんの作品のどういう所に魅力があるのか。一言で表現するんなら『昭和歌謡』でしょうか?その当時ならではの空気感や時代背景、そして馬鹿でカッコいい!これが僕にはたまらないのです。ほんと魅力的です。

はー…今、狩撫麻礼さんの読んでいない作品を『全部』読みたい衝動に駆られています。
新品でそろえることは財布と妻が許してくれませんが、ゆっくりでも手に取って読んでいきたいと思います。

狩撫麻礼さんのご冥福をお祈りいたします。

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