初めてのX68000(その1)

こんにちは、こんばんは、コケガエルです。

僕の人生に、こんな日が来るとは思いませんでした。

何がって?

記事タイトルでバレバレですね#^^#

そう80年代のパソコン少年の憧れ!X68000(以下X68)を手に入れたのです。ばんじゃーい。
かつての愛機をもう一度・・・ではありません。
僕にとって初X68なんです!

< 画像はX68000の広告の一部より引用 >

X68が全盛期の時、僕は専門学生で一人暮らしをしておりました。
親に学費をだしてもらい、仕送りをまでしてもらっている身分で、この高価なパソコン買ってくれとは言えません。さりとてバイトでどうにかなる金額でもなく、僕には『分不相応』と早々に諦めてしまいました。(モニタとセットで約40万円!無理w)

一人暮らしをしつつも、バイトして買ったという方は沢山いらっしゃると思います。そんな方からすると僕なんぞ「なんて根性無し!」と思うんでしょうね。
実際その通りで、買うための努力をせずに手の届く娯楽に流されまくっていました。パチンコを覚えたのもこの頃・・・ってそんな話はどうでもよろしい!何が言いたいかといえば「この高価だけど素晴らしい夢のパソコンを、手にする気概と資格が無かった」それに尽きます。

そしてX68を諦めて30年‥少年だった当時の無念を、おっさんになった僕が今晴らすのだ(笑)

X68がどのような物かは、今これを読んでらっしゃるあなたの方が100万倍詳しいと思うので割愛。もし知りたい方は検索するか、下の動画を参考にしてね。

X68000 名作アクション系ゲーム 68本 前編 - ニコニコ動画
X68000 名作アクション系ゲーム 68本 前編 X68000市販ゲームソフトのアクション、シューティング、レースゲームでスプライト機能を多用した名作ソ...

8/27に私の元に届いてから間もなくひと月。ですが、まだ起動に至っていません。
その間に何があったかを、その軌跡を3回くらいに分けてご紹介しようかと。
え?興味ない?

もう、いけず。ちょっとくらい付き合ってくださいよぅ#^^#

帰宅。そしてはじめまして。(8/27)

(そわそわ)早よ5時になれ・・・
その日にX68000(以下X68)が届くのは事前に分かっていた。
元オーナーから発送の連絡を受け取っていたので。

譲ってくれたのは、僕の拙いブログに遊びに来てくださっている『おひ☆』さん(いつもお世話になっております)。
コメントで色々と会話させていただいているうち、同い年な事、僕と同じく‥いや、それ以上のゲーム少年だった事が判明。(他にも共通点ありますが、個人情報につきここまで)
お互いに似た青春時代を過ごしてきた者同士、昔話に花が咲きました。その中で僕とは大きく違った事を知ります。

おひ☆さんが僕と違うのは、憧れのX68ユーザーだった事。素敵。
さらにはPC98、TOWNS等も所有していたというのだから恐ろしい!16bit御三家ですよ。そんな人います?完全に勝ち組で、パソコン少年ヒエラルキーのトップですよ!ははー(平伏)
僕なんか8bit(MZ-2500)で止まっていましたからね。こういう差を何というのか?雲泥じゃ足りないのは間違いありません。

おひ☆さんが言うには、それらのパソコンが実家の倉庫で眠っているとの事。
「もし、不要になって処分する時は声をかけてほしいなー(チラッチラッ)」と図々しくもお願いすると、有難い事に譲っていただける事に。しかも某レトロショップの下取り価格でオーケーという好条件です。なんと有難い!
さらにPC98も一緒に、嘘みたいな価格で譲っていただける事に。なんてぇお人や。

それが、届くのが8/27でした。もう待ちきれませんでしたね。
5時と同時に車へダッシュ。会社から家まで法定速度でも5分かかりません。
帰宅した僕は、いつ来るかも分からない某運送会社のトラックを待っ‥キターーーー!!
速攻で来ました!時間指定のできない便だったのに、なんてタイミング!

「こんにちはー4個口のお荷物です」

事前の連絡で4個とは聞いていたが、なぜ4かはまだ分からず。
運び込まれた段ボールは、予想を超える大きさです。おおお。
お?ひとつは細長い三角柱。なんだろうこれは???

はやる気持ちを抑えつつ、まずはワンコの散歩です。さぞニマニマして気色悪かったと思います。すれ違った方、恐怖を与えてゴメンなさい。僕は正常です。

さあ、ダンボールを次々と開けますよ。
バコっ「おー」(キーボードやマウス、外付けHDDやCDドライブ)
バコっ「おおー!」(ソフトやおひ☆さんが使っていたフロッピーディスク)
バコッ「おおおーー!!」(X68とPC98本体)

これから長い付き合いになるであろう名機たちに、思わず「はじめまして」という気持ちに。夢にまで見たX68とPC98です。おひ☆さんに感謝しつつ、最期の長細い箱をオープン。

パコッ「‥‥‥え?」「!!!!」

これはいけません。本当に予想外すぎて腰が抜けそうになりました。
X68の箱を開けた時は『柔らかな感動』がありましたが、このサプライズは『ビビらせてやれ!ヒヒヒ』というおひ☆さんの悪意(超善意)に満ち溢れています。

サプライズという意味では大成功でしょう。こんなに驚いたのはいつ以来かちょっと思い当たらないくらいでしたから。けどちょっと血の気が引きましたよ?
だって、事前にお支払いした金額よりも、数倍高価な物が入っていたのですから!
それも2枚!ぎいゃ~~~~!!パソコン代金意味無ぇーーーー!!(困惑)

X68との初対面も吹き飛ぶインパクトに、開封の儀を一旦中止しPCの前へ。
到着報告と、サプライズの苦情を言わずにはいられません!(喜)

感謝と驚きのメールを送り、取りあえず落ち着きを取り戻した頃には、大きな喜びに包まれておりました。こんなに幸せでいいのかしら?うふ♪

さあ、踊りだしたい気持ちを抑えて開封の続きです!

まずはX68をモニタに接続。
電源をコンセントに繋ぎ、緊張のパワーオン・・・(し~ん)・・・




はい。分かっていました!^^
30年も昔のパソコンですからね。電解コンデンサが液漏れして起動不能状態なのは、織り込み済みなのです。本当は電源を入る前にメンテナンスをするのが正しい手順なのですが、一縷の望みをかけてやってしまった(←絶対ダメw)

さあ、修理の準備に取り掛かりますよ~!

と、いう所で今回はおしまいです^^;

この後PC98も起動してみましたが、本記事はX68にフォーカスしているので、PC98の話はまた別の機会に。あ、PC98は外付けハードディスクも含め無事起動しました。
ありがとうございます!おひ☆さん^^

しかし、オマケの数々がエグすぎました。というか、それ以前に値付けが破綻しています。
オークションに出していたら数倍だったでしょうに・・・有難いなぁー。

この後にメールの返信があったのですが「喜んでくれればそれで」なんて書いてあるんですよ。男前ですよねぇ。はー‥かっこええ。
僕の支払った金額なんて梱包の手間代にもなっていないような・・・^^;
僕にできる事は、必ずやX68000を復活させて、遊び倒すことです!
そして遊んだ感想を毎日送りつける事しかできません(迷惑)

追記(2018.12.22)
↓腰を抜かしかけた「おまけ」。初代ストⅡのB1ポスター!!!!

いただいた当時、オークションで数万円で取引されていたので、万一落札した方がこの記事を見たら申し訳ないので、画像は載せませんでした。
けどもう4ヶ月が過ぎたし、いいかなーなんて^^;
これが2枚ですからねぇ‥いいのかしら?^^;

次回は電源修理編です。
ここまで読んでいただきありがとうございました。

続き書きました↓↓

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