ミント酒を漬ける2018(完)

こんにちは、こんばんは、コケガエルです。

さて、《ミント酒を漬ける2018》は5回目の今回がラストです。
前回の【その4】がラストになるはずだったのですが、色と味の良いトコ取りの方法を思いついたので、急遽追加で漬けました(3パターン目)。
そして今日で3週間が経ち、完成という訳です。

まずは簡単におさらいを。

今年最初の1パターン目『ミントの葉を2週間漬けてから葉を取りだし、その後ライム・レモンを投入』。非常に黄色いミント酒ができました。味は良し。

2パターン目『ミントの葉とライム・レモンを同時に漬け始めて2週間後にライム・レモンを取り出し、もう1週間ミントを漬ける』。これは色が薄すぎました。味もちょっと下。

そして今回の3パターン目『ミントの葉だけを1週間漬けた後に、ライムとレモンを追っかけ投入。その2週間後に全部を取り出す』。1と2の間を取った感じです。

その完成したものがこちらになります。じゃじゃーんっと。

↓そして、濾したものがこちらの右側→。左は比較用の今年最初に漬けた色の濃いやつです。

狙い通り、1回目(濃)と2回目(薄)の中間の色を出せましたよ!^^
これで味が良ければ言うこと無いのですが・・・という訳で昼間っからテイスティング^^

前回と同じく、妻にブラインドテストをします。

「さあどうかな?」
「A(旧)の方が丸い感じでおいしい。B(新)はミントの苦味が強いかな?」
「確かにBの方がミントを1週間長く漬けているし、量も多かったかもなぁ」
「Bもおいしいけどね。飲み比べるとね」
「Aは最初に作ったやつで、完成してから結構時間が経ってる。熟成の差もあるかも」
「3年前のも、次の年飲んだ時全然おいしくなってたもんね」
「来年はライム・レモンを入れたら1週間~10日くらいで全部出してみよう」

という事で我が家のミント酒、まだ少し改良の余地はありますが、とりあえず完成ということに。ここまで3年、長かったなぁ~‥^^;

それではレシピをまとめたのでどうぞ。

材料/

ホワイトラム(バカルディ/スペリオール):750ml(1瓶)
ミントの葉:250gくらい?(ミントの種類にもよるので何ともいえません)
氷砂糖:150gくらい(お好みで)
ライム:小2個(後で)
レモン:大1個(後で)

作り方/

1.ミント葉はよく水で洗い、水気をふき取る。
水を張ったボウルで洗った後、流水でよく流す。キッチンペーパーで水気を取る。
2.大きめ(1500ml位)の広口瓶に氷砂糖→ミント葉の順に入れる。
後からライムとレモンを入れた時に、溢れないように余裕が必要です。
3.静かにホワイトラムを注ぐ。
4.このまま一週間ほど冷暗所で寝かせます。

5.ライムとレモンの皮を剥き、櫛切りor輪切りにして入れ再度寝かせる。
白いわたが残ると苦味が出るので、厚めに皮を剥きましょう。
6.一~二週間ほど経ったら、ライム・レモン・ミントを取り出す。
大きかった氷砂糖がまだ少し残っているかも?
7.濾して完成です。
目の細かいザル(ストレーナー)で濾して、ビンに戻しましょう。
ここからさらに数カ月寝かせると、熟成された味になります。

ポイント/

ミントは3日目くらいから色をどんどん出して、ホワイトラムを黄色に変色させます。
一方、ライムとレモンは、ホワイトラムが黄色くなるのを抑えてくれます。
なので、色が薄いのが良い場合はミントと一緒にライム・レモンを。濃いのが良ければ、ミントだけを漬け終わってからライム・レモンを漬けましょう。
梅酒などの様に、果実を丸々入れるわけではないので、氷砂糖を三温糖などのお好みの砂糖に変えても大丈夫だし面白いと思います。
(氷砂糖は徐々に溶けることで、浸透圧の変化で果実のエキスをお酒に引き出します)

どうですか?ちょっとでも「面白そう」と思ったら、ぜひ一度漬けてみてください。
一度作れば、ミントや砂糖の量を自分の好みに調節できます。
最初は半分程度の量で試してみるのが良いかもしれませんね。

ミントは花を扱っているホームセンターに行けば、苗が売っていると思います。
プランターで簡単に栽培できますのでぜひ。買うと高いから育てましょう^^

色々な果実酒を漬けるのも楽しいですよー。今はネットで簡単に調べられますしね。
僕は今年、梅酒も漬けました。

さらに‥‥

 

ブラックベリーも漬けてみましたよー。甘酸っぱくておいしいですよね。
これは果肉を2カ月後に取り出して、もう1カ月ほど寝かせる予定。
クリスマスには綺麗な赤いお酒を楽しめそうです。うふふー^^

さてさて、それでは《ミント酒を漬ける2018》はこれにてお終いです。
レシピが完成したので、ミント酒の記事は今年で最後かなー。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました^^