こんにちは、こんばんは、コケガエルです。
超ひさびさの【68日誌】です。
本当に久々ですね。前回は……2019.7.27!?
まさか2年以上も経っていたとは、自分でもびっくり(^^;
これには少々理由があるので、聞いてください。
以前は、「令和の時代に、X68000の初心者が実機レポートを書くなんて、そんなの僕くらいだろうw」と信じて疑っていなかった訳ですが、なんと僕以外にいらっしゃる事が発覚!
他にも『当時使っていて処分→最近復帰&収集』されてる方々が!!
特に後者は、当時使っていただけに、内容が高度かつバラエティーに富んでます。
「とてもじゃないけど、比べられてはたまらない!」
ってな感じでモチベーションは急降下、
X68000に関しては引きこもっておりました‥
だれも、僕のようなド素人と比べないのにねぇ(笑)
「包み隠さずド素人っぷりを晒して、先輩の方々にすがり・教えを乞い成長する」という見苦しくも情けないコンセプトを見失っていたわけです。
これからは、初心を思い出してボチボチ再開していく予定ですので、
生暖かい目で見守って下さると嬉しいです。
では、下卑た前置きはこのくらいにして本題へ
今回はMIDI音源です。
憧れのMIDI音源
過去にMIDI音源を楽しんでいた方々は、以下のどれかに当てはまるのではないでしょうか?
①遠い昔、X68000やPC98でMIDI対応のゲームを満喫していた人
②シーケンサーで打ち込みをして、作曲や楽器演奏の補助として使用していた人
③ネット上に落ちてるMIDIファイルを再生していれば満足なカジュアルユーザー
イケてるのは①と②ですが、僕は完全に③です。
20代半ば~後半に、バンド活動をしていた友人がSC-88proを購入したので、おさがりでSC-88VLを\5K程で譲ってもらったのでした。
マカー(Macintoshユーザーの俗称)だった僕は、当時の愛機【PowerMacG3DT233】にシリアルで繋ぎ、ゲームや懐かしのアニソンのMIDIファイルを漁り再生して遊んでいました。
が、そんな事ばかりしていても、やがて飽きが来るのは目に見えていますよねー‥
それしかできないのだから仕方がありませんがw
MacをG3からG4(シリアルポート廃止)に入れ替えるのと同時に、USB接続のできないSC-88VL君は、G3と一緒に押入の闇へ。
で、赤ん坊が成人するほどの時が流れ、時は2019年1月。
僕は「X68000の実機が目の前にある…そして押入にはMIDI音源もある…ということは!当時憧れだったMIDI音源対応のゲームを遊べるんじゃねー?? 」と気が付きました。
時を超えて①の人間になれるチャンスが到来。
ただ、ひとつ心配が。
MIDIに関する知識が乏しいため、SC-88VLをX68000に繋いだとて、正しい音を奏でることが可能かが分からないーー。所詮は③の人間ですね。
X68000といえば『MT-32』や『CM-64』が有名というコトくらいは、僕でもなんとなくは知っていました。
しかし、それらとSC-88VLの何が違うかが、この時はよく分かっていないのです(^^;

SC-88VLがGS音源という事は理解していましたが、
MT-32が何者かがわかりませんでした。古すぎて。
ということで、3年近く前の僕はそこで思考停止。
興味は他の手(知識)の届くものに移行し、MIDI計画はそこで一旦終了w
あまりに早い挫折に、現在の僕は過去の自分に苦笑です。
MIDI野郎ってなによ?
今年(2021)の6月、twitterを眺めていると『MIDI野郎』という謎の同人デバイスを発見。何でも、この小さなものがGM音源の代わりになるのだそう。へー


GM音源も知ってはいました。
ネット上で拾うMIDIファイルは、GS用よりも多かったので。
にわかには信じられませんが、購入した方々の声を目にすると信じる他ありません。
X68000に繋ぎ、悪魔城ドラキュラのサウンドを楽しむツイートに激しくジェラシー。
そう高価なモノではないので、さっそくポチって数日後には到着。
その後に知ったのですが、この時はかなりの人気商品だったようで、購入には運とタイミングが必要でした。(※今は普通に買えるようです)
さて、『MIDI野郎』は届いた。
押入には『SC-88VL』が眠っている。
そろそろ本気でX68000に繋ぐ時が来たようです。
何はなくともMIDIインターフェースボード
X68000がある。MIDI音源もある。
けど、それらを繋ぐためのインターフェースボードが無いと接続はできません。
ええ、もちろん分かってはいましたよ? ほ、本当だってば!
ただちょっと忘れていただけなの!
だって2~3年前は、某オクで数千円でゴロゴロしていたんだもの(記憶では)。
新品の互換ボード(midiori)が販売されたニュースも知っていたし、「いつでも買えるサ♪」と全く気にしていませんでした。
が!
現在某オクを見ても全然ゴロゴロしていないし、見つけても動作未チェック品が軽く1万円オーバー。新品の互換ボードは数に限りがあったようで、とっくに売り切れ&再販未定。
僕ァとんだ呑気野郎でした。
あー…2年前の僕よ、なんでその時に行動しなかったのだ…
と、後悔しても後の祭りです。。
MIDI野郎も買ってしまった事ですし、もはや後戻りはできません。
というワケで、某オクやフリマサイトを物色を開始。
:
高けぇ‥出品が1つしかない時は大抵¥15kオーバーのようです。
多分MIDI野郎が人気のせいでしょうー。
指をくわえて傍観すること約2週間、純正品と互換品の2点が同時に出品されました。
チャンス!!
二つ出品されると「2個目があるから」と、先に終了するほうが、比較的安く決着することがあります。さらに、この時は先に終わるのが互換品という好条件。
純正品に人気が集まると予想されるので、背中に追い風を感じました。

って、多くの人が思ってたんじゃないの?
オークション半ば、やはり純正品が人気でした。
純正品は端子がミニDINで、この時はボードのみの出品にもかかわらず、なぜそんなに人気が高いのかが理解できません。
付属のケーブルが無ければ、変換ケーブルを自分で作るか、またオークション等で探す羽目になるのにねぇ‥

予備需要なのかしら??
その点、システムサコム製の互換品(SX-68M)はフルサイズのDINポート。ケーブルはハードオフでも転がってます。デメリットを上げるとこのボード、装着時になぜか出っ張ります。
ま、本体裏面なんてどうせ見えないのだから正直どうでもいいですよね~w
さて、結果はどうだったかといえば、送料込み¥10k程で落札する事ができました♪
ちなみに純正品は¥15k以上(+送料)だったと思います。
さあさあ!これで役者は揃いました!
次回は、接続して鳴るまでをお伝えしますね。
って、誰も待ってないと思うけどもw
多分ですが、現役でX68kを使っている熱心なユーザーさんの殆どが、
MIDI音源を楽しんでいらっしゃると想像します。
僕の知り合いのユーザーさんの方々は、もれなく全員繋いでますからネ。
だれの役にも立たない記事でも、
自分の日記になれば、それでヨシです♪
それではまた。
ここまで読んでいただきありがとうございました。