ハイカライブ(ニコニコ動画)を視聴して思った事

こんにちは、こんばんは、コケガエルです。

我が家の“くうた”が腸炎を患い、なかなかブログに集中できませんでした。
4日目にしてやっと落ち着いてきたので、ハイカライブの超個人的感想などを。

良いですねー。凄く良い。
僕はオジサンなので「会場に足を運んでサイリウム振りたい~」とはなりませんが、スプラトゥーンや、その音楽・キャラクターを好きな若者が、ライブ会場に集まってキャーキャー言う気持ちは凄く理解できます。

ずっと僕は、ボーカロイドの『初音ミク』の事を、理解できませんでした。(失礼)
音楽制作のツールの一つとしては、意味があるし面白いと思っていました。しかし、コンサートに人が集まる事は理解を超えていましたね。CGのキャラクター・音源垂れ流しのコンサートに、何の価値があって人が集まるのかが分からず、正直謎でした。(ごめんなさい)

しかし、2年前の闘会議【シオカライブ】を見て、やっと少し謎が解けます。
当時僕はスプラに熱中しまくりだったので、シオカライブのバンドの生演奏とアレンジは本当に楽しめました。ベースは神バンド(BABY METAL)のBOHさんだったから驚きです。
素晴らしい楽曲を、素晴らしい演奏にのせて、シオカラーズが歌い踊る。
振付のモーションは【めろちん】さん。ニコニコ動画で有名な方なんですね。
構成・演出・映像制作・演奏・進行・運営などなど、たった一度のイベントの為に、一体どれほどの準備とお金がかかったのだろう…。それを想像すると胸が熱くなりました。

すべては『愛』ですよね。
メーカー(任天堂)の愛。ファンの愛。
もちろん企業ですから、イメージや知名度アップのプロモーション的な意味合いが大きいのは分かっています。けど、愛とファンへの感謝無くしてはこれは実現しません。

それを肌で感じたときに「ああ、初音ミクも同じなんだ」と思いました。
大きな会場にファンが集まり、好きな曲をミクさんが歌い踊るのを見る。
理解できない人が「え?CGでしょ?w」と言ってバカにするのは簡単ですが、ファンが生まれ人が集まる構造は、現実の人気アーティストと何も変わりありません。
楽曲を作る人、演奏する人、歌う人がいる。
ただそれが、生演奏か音源か。生歌かボーカロイドかというだけで、何も変わりないし上も下もありません。ファンを獲得したモン勝ちですよ。誰に批判する権利がありましょうか。ね。
僕はミクさんファンではありませんが、シオカライブで少しだけ理解できたつもりです。

僕には理解力と想像力が足りていなかった。

 

おっと、話をハイカライブに戻します。

…しかし、というか実は、スプラトゥーン2が発売された昨年7/21から、骨折で入院した8/30までの1カ月ちょいしか、僕はゲームをプレイしていないのでした~。
なので曲と曲名が一致しないわ、そもそも曲もよく分からないわ…ニワカですみません^^;
退院してプレイするのを楽しみにしていたのですが、なんというか「おいてけぼり感」?みたいなものに包まれ、すっかりイジケモードになり、触らなくなってしまったんです。

しかし、曲が分からなくても生演奏と映像が一体化したステージの素晴らしさは理解できますし、すごく楽しめました。モーションのライブ感が素晴らしかったですね。
テンタクルスはグルーヴ、シオカラーズは振り付けで踊る感じ。動きにちゃんと個性と説得力が感じ取れます。素敵すぎ。
機材をいじるイイダ、観客を煽るヒメ。凄くイキイキしていましたね。僕はもういちいち感心しまくりで、頭はこのステージを創り上げる舞台裏を想像することでいっぱいになっていました。ライブを楽しめよって怒られそうですね。けど「その場で盛り上がりたい!」というよりは「一緒にこんな仕事したい!」と思うのです。オジサンはね。

しかしながら、ラストの「イマヌラネバー」はオジサンでも熱くなりましたよ!
テンタクルズとシオカラーズのコラボですよー。
観客にコーラスを要求→ビートにのせてさらに煽る→そのまま曲に突入!(会場:ウオォォ)

いやー素晴らしい。画面から会場の熱気が伝わってきました。

 

先ほど『愛』と言いましたが、大前提として『出来の良いゲーム』と『出来の良い楽曲』そして『愛されるキャラクター』無くしては成立しませんね。
そもそもゲームが面白くなければ、認知度は上がらない。認知度が高くて楽曲が良くなければライブなんてできません。そしてキャラに魅力がなければ誰も熱狂しないわけで…。

今現在、こんなことが可能なゲームは他にはありませんよね?たぶん。
人気キャラでライブを開催して人が集まっても、スプラトゥーンほどの説得力とか必然性は感じないと思います。収まりの良さというか、ライブ展開が可能なパッケージングの良さというか…。まぁそこまで考えてのキャラ設定・ゲームデザインのなせる業なんですけどね。
だから任天堂は恐ろしい(笑)

えーなんだかよく分からない文章になってしまいましたが、スプラトゥーンの楽曲に詳しくないオジサンが、ハイカライブを観た感想はこんなところでしょうか。ライブの内容というよりは「任天堂がこんな面白いことしてるんだね」ってだけの感想でした。すんません。

まあ、ほら。スプラ・シオカラーズ・テンタクルズファンが納得するレポートは、お若いファンがたくさん記事をアップしているのでしょうから。ハナからオジサンの出る幕なんてないのよ^^;

それでもここまで読んでくれた方、本当にありがとうございました。

 

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