こんにちは、こんばんは、コケガエルです。
やべえ!
レトロゲームを語るブログのはずが、最近はX68000の事ばかり!?
まぁ、もう間もなく落ち着くと思うので、生温かく見守ってください^^;
それではサクッと参りましょう~
PS/2でいく
さて、今回はマウスが使いたくて【PS/2マウス変換機】を工作したお話しです。
もちろん自分で設計なんてできません。人様のHPやブログが頼りの卑しい男でごぜぇやす。
へへ
なんでそんな物を作ったかといえば、Human68kを使いたいから。
なんでHuman68が使えないかといえば、マウスが壊れているから。シンプル。
最初は修理しようと思ったんですよ?
けどボールは割れ、ボタンも効かず、ボールの回転を検知する軸も腐食しています‥。そして最大の問題は、大抵のマウスのボールは【22mm】なのに対して、X68kのマウスのボールが直径【24mm】【23mm】だということ!完全に入手不可能らしいです。
スチール製のボールなら入手可能ですが、マウスとしての使用には向かないとう情報もチラホラ‥プラ製に比べ抵抗が低く軸が滑っちゃうみたい。(トラックボールとしては可?)
なので、修理はすっぱりと諦めました!\(^o^)/
となると、最初に考えるのは、やはりヤフオク。
中古の純正品が欲しいけど、コレが中々にお高い^^;
動作品なら5~8,000円ほど。ひゃ~ Windows用なら立派なのが買えますネ。
次に考えるのが、USBマウス変換機(同人ハード)の購入。
普段使っているWindows用のUSBマウスを、X68000用に変換してくれるスグレモノ!
ヤフオクやAmazonで売っていますが、これまた10,000円以上とお高い。ぴょ~
しかし、変換機があればマウスが壊れても、マウスを換えればずっと使えるんですよね。
だけど金額がなー‥‥ちょっと手が出しづらい -_-;
んで、さらに考えたのが「誰か自作しているのでは?」です。
はい。サクッとUSBとPS/2用の変換機製作記事を見つけることが出来ました。
PS/2って懐かしい感じがしますが、今でも普通にPS/2用マウス購入できますからね!
問題なしです^^
本当はUSBが良かったのですが、PS/2に比べて回路がちょっと複雑なんですよね~‥
と、いう事でPS/2版に決定!!
だって、ヤフオクでボールの割れたジャンクマウスを沢山見かけるんですもの(笑)
そんな方達がこの記事を読んだら、微笑ましくも滑稽に見えると思いますが、初心者丸絞りのフレッシュな日記として生暖かく読んでいただけたらと思います。
とにかくX68000の現状がわかりませんので、何か行動して皆様の教えを乞う作戦です。
カッコ悪ィw
PICマイコン
結構苦労しました。こいつにかかって。
PICマイコンは12年くらい前に触った事があって、その時はRCDライターという簡単なハードと、PICProg4Uというフリーソフトで、簡単に書き込みが出来ました。
今回も同じだと信じて疑っていませんでしたが、それが大きな間違いの始まりで、こじれに拗れました…。
今回使用したPICマイコンは【12F1822】という8ピンのもの。
パーツはいつものように秋月電子で注文。さくっと到着。
書き込む為のソフトをダウンロードし、早速RCDライターにPICをセット。
対象のPICの型番を選択しなくてはならないのですが‥‥
あれれ!?無いぞ???
他の書き込みソフトを探し、ダウンロードするも同様でした。
シリアルポート(RS232C)経由で【12F1822】に対応した書き込みソフトが無いのです!
(しょ、しょんなぁ~~)
何故かと言えば、【12F1822】は比較的新し目のPICで、シリアルポートなんぞを使っていた頃には、まだ無かった代物らしい。
加えて、PICライターのトレンドは、もうかなり昔にUSB接続のPIC Kit(現在ver.4)というものが主流になっており、この時代にシリアル接続のRCDライターなんて言うやつは、過去からのタイムトラベラーか、僕くらいのようです(笑)
さーーて、どうする?
PICなんてわずか数百円位のものだけど、送料もかかっているし他のパーツも買っちゃった。
なので今更、中古の純正品やUSBマウス変換機には手を出しづらい・・・
ええーい!USBのPICライターを買ってしまえ!
これが済んだら、他の使い道なんてそうそう無いのにね(笑)
ということで、AmazonでPICKit3(互換品)を買いました。2,280円也。
ちなみに純正は本体5,000円+書き込みアダプター2,000円です。買えません^^;
さあ、届いたPICKit3(互換品)にPICマイコンをセット!
ダウンロードしたPIC用ソフト『MPLAB X IPE v5.15』を使って書き込みます。
‥‥‥って、これがね、PICKit3が純正じゃないから、ちょっとだけ悩みました。
純正品とはちょこっと操作が変わるらしく、その情報も色々あってどれが正しいのやら混乱必死です。「ボタンを押しっぱなしで離すな」だの、「離しても大丈夫」だの、どっちだよ!
結果は純正品と同じ方法でできたと思います。(僕の購入したものに限っては)
PIC Kit3、4の使い方は、検索すればいくらでも出てきますし、書き込むHEXファイルも有難くも公開されている方が何人もおります。興味のある方は探してみて下さい。
これで、PICマイコンへの書き込みは完了!
したものと思ってください^^;
工作開始~完成
工作は単純です。紹介されている方のHPを見れば回路図もプログラム(HEX)もあります。
パーツもPIC以外には、わずか6コですからね。電気知識のない僕にも楽勝です。
が、素人はとにかく自信がありません。
よって、本番前に半田付けが不要な【ブレッドボード】を使い動作テストを行います。
配線はジャンパーワイヤという両端がピンになった電線を刺すだけです。
参考にさせていただいた回路図を見ながら完成させ、早速テスト。
何事もなくふつーに動きました。あれ??そんな筈では‥‥
僕くらいのビギナーになると、どんなに少ないパーツでも1回目では動かないんですけどね。
まあ、嬉しい誤算ということで、次へ進みます。
パーツと回路は把握できたので、小さなケースに収める作業です。
誰が見るわけでもないけど、どうせなら綺麗に完成させたいですからね!
ケースも注文してあります。1コ190円也。
ケースのサイズを先に決めて(乱暴)、そのサイズに入るようにAdobeのイラストレータ上でパーツのレイアウトを考えていきます。ここが一番楽しいかも?^^
大体決まりました。素人の工作なんでね、ツッコミ無用にてお願い・・・
いや、後学のためにアドバイスなどいただけたら、恐悦至極に存じますm(__)m
さあ、パーツのレイアウトが決まってしまえば、もう完成したようなモンです。
素早く、淀みなく、清流のようにパーツを配置し、半田付けをしてゆきます。
※裏面は腐ったドブ川の様に汚いのでお見せできません。
さあ、動作確認‥
いよっし!無事に正常動作です!! \(^o^)/
フタをして完成ですね。
は~満足満足。楽しかった。
どうでしょう?素人の工作にしては上々の仕上がりじゃありませんか。
けど、ハッキリと言わせていただくと「PICライターまで買ってやる事ではない」です。
元々所有していたならのならともかくね。
大人しく完成品を買った方が時間の無駄がありませんよ。
大抵の中年は忙しく、時間は貴重ですからね。違う事に使った方がいいと断言します。
ただし、工作が好きならその限りではない とも思います^^
もうずーっと半田ごてなんて触っていなかったのが、ここ半年くらいでチョコチョコとまた触るようになったのですが、本当に楽しいですから。
好きな音楽を流しつつ、コーヒーをすすりながら手を動かす‥
ふと気が付くとあっという間に時間が過ぎている‥こんな充実感はしばらく忘れていました。
電気知識ゼロのド素人の工作でも、こんなに楽しいですからね~
回路を組んだり、それを動作させるプログラムが書けたら、どんなに楽しいでしょうー
憧れちゃうけど、自分には無理だよな~‥
最近は何を勉強しても、全く頭に入らないので /(^o^)\ナンテコッタイ
脳外科の受診が先でしょうかね。
ではでは、ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
また遊びにいらしていただけたら、とても嬉しいです。
~おまけ~
マウス変換機工作のついでに、メガドライブのパッドを使えるようにするアダプターも完成。
ツイッターで呟いたら助言をいただき、6B←→2Bの切り替えスイッチを付けることが出来るように考えがまとまりました。トグルスイッチを買わなきゃ!楽しい~~~♪
ムーンドルドさん、IssaUtさん、アドバイスありがとうございました#^^#