EXPERTのRaSCSI内蔵化と電源修理【68日誌14】

こんにちは、こんばんは、コケガエルです。

リー‥リー‥ リー‥リー‥
これは、ランナーがリードを取ってるのではなく、夜に家の外から聞こえる虫の音です。
コロコロ鳴いてるのはエンマコオロギかしら?
もう完全に秋ですねー…北海道の夏は今年も短かったなぁ~(悲

とはいえ、秋は何かに集中するには良い季節。
6月に倒れた妻も来週から職場復帰予定で、今後は安心して趣味にゲームに打ち込めます。
最近そわそわとヤル気が暴走気味なのは、何も出来ない期間が長かった反動でしょうか?
今はアレもコレもやりたくて、仕方がないという感じです。

 

さて、今回はX68000EXPERT(以下:EXPERT)にRaSCSIを内蔵したのと、途中で電源(SH4)が故障、そして修理したので、その一連を書き残そうと思った次第。

 10分かからずに読めるかと思いますので、
もし良かったらお付き合いくださいまし。

 

 

RaSCSIを外付けから内蔵へ

6月の終わり頃に、いつもお世話になってるissaUtさんから「SASI機向けの内蔵用RaSCSI直結基板使ってみます?」と超嬉しい連絡をいただきました。うほほ~い♡

SCSI機のX68030(以下:030)の時も、issaUtさんからオリジナルの基板を分けていただいたのですが、今回はSASI機用というわけです。 前回↓

【雑記】030にRaSCSIとかMIDIとか
こんにちは、こんばんは、コケガエルです。 先日メンテが終わったばかりのX68030(以下:030)ですが、 今回は、...

 
これまでEXPERTは、純正SCSIボード経由(外付け)でRaSCSIを使っており、ぶっといSCSIケーブルを使って、見える位置まで引っ張り出していました。
ACアダプタも必要なので、ケーブルは計2本。うう~~ん…

1年前ならば、それで何の不満も無かったのですが、030でのRaSCSI内蔵化+ましろんさんの『天板』を知ってしまっては、少々不自由に感じてしまうのも致し方ありますまいて。

 

ヤレヤレ、人間良いものを知ってしまうと贅沢になっていけませんね♡
さりとて当時はそれを可能にする術は無かったし、その後【ArdSCSino】というarduinoを利用したRaSCSIに類似した同人ハードがBOOTHで販売されましたが、人気商品の為に今まで入手できずにおりました。常に在庫切れなのよね~~

そんなところに今回のありがたいお声がけですから、僕はなんて幸せ者でしょうか。
前回と同じくissaUtさんの基板で、慣れ親しんだRaSCSIを内蔵化できるのですから最高です。ましろんさんの天板(予備)も、この時を待ちわびていたに違いありません。

わくわく。

 

それから2週間ほどが過ぎ、issaUtさんの基板と、ポチったパーツ類が届いたのが7月中旬。
その頃はまだ妻が入院中で慌ただしく、会社での仕事も超多忙だったので、集中して作業に取り掛かれたのは8月に入ってからでした。

では、取り付けの作業内容をさらっとご紹介。
一般に配布されていない限定的な基板なので、本当にさらっと進めますね。

  • issaUtさん謹製基板に、ラズパイのGPIO用40ピンソケット、X68kを繋ぐ20ピンボックスヘッダ、電源ケーブルなどを取り付け。
  • 20芯のフラットケーブルに【フラットケーブル用圧接ソケット】×3個を取り付け。
  • ラズパイzeroにベアメタル版のRaSCSIを入れて、基板のGPIOにセット。
  • 030の時と同じ様に、マウンターに乗せて取り付け完了。(天板は最後♪)

 

素敵♡ポールスミスかな?
途中ミスもありましたが、issaUtさんのサポートにより、無事に取り付け完了です。
(いつもご面倒をおかけしてすみません)

しかし、Human68k初心者の僕は、この後の設定に大苦戦しました。
特に、素のSASI機でSCSIを扱えるようにする『SxSI』ドライバー周りがチンプンカンプン…
SxSI導入経験の無い現役SASI機オーナーなんて、現僕以外に存在するのかしらねぇ?

SxSIだけでもおぼつかないのに、PhantomXとRaSCSIが絡むのですからパニックです。
ハンパな知識+思い込み+勘違いのごった煮で、時間ばかりが過ぎました…



そしてコネくり回すこと数日、phantomx.ini、rascsi.ini、config.sysをいじってはリセットを繰り返すうち、電源部から「キーーーーー」と異音発生!

え…………………??(硬直)

共振音的な高周波が、体感で3秒ほど鳴りました(ざわ…)
その後、特に異常は見られなかったので「コイル鳴きかしら?」と強引かつ意味不明な予測で自身を納得させ作業を継続。しかし、15分程で不安から正気を取り戻し作業中断。

嫌な事は、飲んで忘れるに限ります。
ぐびぃ

 

 

電源の故障確定

さて翌朝です。
就寝前にハイボールで洗浄された脳は、昨晩の異音の事など綺麗に忘れています。
元気に電源オーーーーン!

電源ランプが赤←→オレンジの点滅を高速に繰り返す異常事態発生!
起動する気配ゼロ!慌てて電源オフ!!

あわわわわわわ!
昨晩聴いた異音が、鮮やかに脳内再生されました。

異音発生時、本体左カバーを開けていたので異常個所は『電源部』と確信していましたが、故障が電源部に留まってくれているかは別問題。緊張が走ります…ゴクリ

天板に続き、ましろんさんの[TBE]SHARP X68000用ATX電源接続ケーブルの出番です。
(ちなみにCZ611C様からの預かり物です。何をするにも常に誰かのお世話になってることを改めて実感)

EXPERTにセットし、SFX電源を繋いだらセット完了。
最悪の事態が脳裏を過ぎりる中、おそるおそる電源オン……

(ランプが赤から緑に)

問題なく起動!
怖かった~~…本体が無事で本当に、ホンっっ……当に良かったです。
もし壊れていても、簡単には直らないし、おいそれとは買い直せませんからねぇ

とりあえず緊急性が無い事が判明したので、安心して設定の続きに集中できます。
設定を先にやり切らないと、僕の頭の中の消しゴムが完璧な仕事をしてしまうのでw

電源は後でヨシ。

 

 

起動はSCSIかSASIか

さて設定の続きですが、「SxSI」で検索すると関連したプログラムが複数見つかりました。
SxSIドライバーをS-RAMに組み込んで、SCSI機のように起動させられるものなど。へー

凄いですよね~。驚くことに、それがほんの数年前に更新されたりしているのだから、猛者の方々の熱量には驚きと感動を禁じえません。

twitter上でも利用されてる方々の呟きがチラホラ。
素敵っぽいので「それ続けー!」と真似っコしたかったのですが、ちょっと問題が…

僕のEXPERTにはPhantomXが乗っているのですが、XVI用のIPLに差し替えることで、S-RAMの初期化(CLRキーを押しながらリセット)が可能になり、大変重宝しております。

あれ?
「S-RAM」をあれこれイジると、初期化とかマズくなくない?
不具合が起きてS-RAM初期化が必要になったら、SCSIイメージはマウントされないよね??
config.sysにもSxSIを入れておけばいい???どう復旧すれば????

分からない事ばかりです。
スキルが低いのは悲しいねぇ~…さて、どうすべか。。

 

と、そのタイミングでissaUtさんから「SASIドライブで起動して、SxSIドライバを読み込んだ後に、SCSIドライブをマウントしたほうが良いですよ」との助言をいただきました!

ですよね♡
起動ドライブなんて40MB(SASIのMAX)以上の大げさな容量は必要ないし、最大の目的はRaSCSIの内蔵化でありSCSIボードを外す事です。
起動ドライブがSASIかSCSIかなんて、正直些細な事です(^^

そうと決まれば、イケイケどんどん。
これまでの試行錯誤(右往左往ともいう)で起動の流れをそれなりに理解できたので、助言を頂いてからは割とスムースに進める事ができました。じゃーーん。

「じゃーーん」なんて喜んでいますが、これで喜べるところが素人の良い所ですねw
実際楽しくてしかたがないのだから、しょうがない///

電源を壊す前の数日間に渡る右往左往も、パズルゲームを遊んでいるかのような楽しさで、何かひとつ理解する度に絡まった紐が解けていくかのような快感がありました。
今は美しい1本の紐が、僕の手の中にあるかのような満足感に包まれています。

これしきでよくもまあ大げさな事が言えると感心する

何も分からんから、伸びしろしかねぇゼ!

ハードディスク(SASI)、RAMDISK(VDISK)、ハードディスク(SCSI)が各2台ずつ。
まだまだ増やすことは出来ますが、これで十分用途不明の使い道迷子。

今回のRaSCSI内蔵化で得たものは↓の4点。これに尽きます。

  • RaSCSIの内蔵化で見栄えスッキリ♡(ラズパイの存在を意識しなくてよい)
  • 天板(SDカードスロット)がカッコいい&実用的♡♡RASDRV最高♪
  • 拡張I/OスロットからSCSIボードを外せた!  (メモリ)(SCSI)
  • 空いたスロットにMIDI音源ボードを戻せた!!(メモリ)(MIDI)

今年の6月くらいに8Mメモリボードを購入したので、MIDIボードを外さざるを得なかったんですよね~‥PhantomXを載せておいてメモリが2Mじゃあまりにもバランスが悪いので。

CZ611C様から複数のMIDI音源をお借りしておいて、030でしか鳴らせないのが心苦しかったのですが、これにて復活!
スピードは速いわ、メモリは潤沢だわ、MIDIは鳴るわで、もう最高です♪
ゲームでガンガン鳴らしていきますよ~ (^q^)エヘエヘ

おっと!その前に電源の修理ですね。
‥やる気MAX!

 

 

電源修理(SH4)

3年前に自分でメンテした電源と久々の御対面。……え?君、そんなに汚かった?
この頃は無水エタノールと綿棒で、おっかなびっくりの清掃が精いっぱいでしたので。

IPAどぶ漬けで洗いたいところですが、先ずは異音の原因と壊れたパーツの特定でしょう。
ハイ!みっけー!
積層セラミックコンデンサー【C32】が割れていました↓

検索すると、確かにセラミックコンデンサーは鳴くことがあるらしいのですが、僕が聞いた異音が【C32】の断末魔だったかどうかは、電子工作赤ちゃんの僕には分かりません。バブー

分かりませんが、割れてる以上は交換しなければならないので、隣の酸化金属皮膜抵抗器【R36】も含めて、死んでるパーツを確認する必要があります。(R36ヒドすぎひん?)

 

電源に関して検索すると、今まで知らなかった情報がヒットしまくりで、特に勉強になったのがくにちこ(@kunichiko)さんのQitta【X68000シリーズ電源の部品面から見た抵抗配置図】と、twitterでのかおるさんとのやりとり。

X68000シリーズ電源の部品面から見た抵抗配置図 - Qiita
X68000シリーズの電源の故障箇所を特定しやすくするために、基板の半田面から見た抵抗やトランスのの配置図を起こしてみました。 部品面は大型のコンデンサなどが密集していて、テスターを当てづらいため、半田面からみた配置がわかるとチェック...

 

内容もさることながらビビビと来たのは、くにちこさんが使用していた多機能テスター
『Multi-function Tester – TC1』の存在。(以下:TC1)

ダイオード/トランジスタ/三極菅/コンデンサ/抵抗器をワンボタンで検出・測定してくれる優れものらしい!Amazonで直ぐにみつかり、3千円ちょっとのお手頃価格でした。

Aideepen トランジスタテスターマルチメーターテスター LCR-TC1 1.8inch カラフルディスプレイテスター 多機能 TFTバックライトダイオード/トランジスタ/三極/コンデンサ抵抗用 ワンキー操作、自動検出およびシャットダウン(内蔵バッテリー).
Aideepen トランジスタテスターマルチメーターテスター LCR-TC1 1.8inch カラフルディスプレイテスター 多機能 TFTバックライトダイオード/トランジスタ/三極/コンデンサ抵抗用 ワンキー操作、自動検出およびシャットダウン(内蔵バッテリー).

レビューを見るに精度は価格なりっぽいのですが、僕のような素人にはこれでも勿体ないくらいです。壊れてるかどうかが分かれば精度は割とどうでもいいので、迷わずポチっ♪

さてさて、TC1が届くまでにできる事をしていきましょう。

 

実装状態での抵抗の実測値と、パーツ単体でのチェック

くにちこさんのQiitaを参考にさせていただき、テスターで抵抗値を拾い、比較します。
すぐに異常な値がチラホラ出てきますが、壊れているのだから当たり前。

プリントアウトさせていただいた物に、数値を書き込んでいきます。

はい、割れてたC32周辺ですね。
最も基板の焼け・腐食の酷い箇所です。(↓3年前の写真)

怪しい抵抗器だけでも取り外してチェックしたいところですが、
折角TC1をポチったのですから到着を待ちます(笑)



数日待ってTC1が到着。張り切ってチェック開始。

最初は割れてるC32ですよね~ワクワク…
お!Capacitor 141μFと表示されました↓


C32(写真左)には「R  471K  1KV」と記されているので、温度係数R、静電容量470pF、電圧1000Vという事です。んん??

141uF=141000000pFなので、完全に逝ってます。
購入した新品と交換しましょう(写真右)

そんな調子で、実測値に大きな違いがあった周辺のパーツを取り外してチェック!

R36は「damaged part」せやろなぁ~…ボロボロだもの^^;

ZD31のツェナーダイオードは「Uf=0mV」死んでます。

Q31のトランジスタは抵抗と判定されましたw

ちなみにZD31とQ31の正解はこちら。
 

そんな感じで、完全に壊れているものC32、R36、Q31、ZD31
怪しいものR34、R35、Q32、D32、C31、そしてTS2トランスを交換しました。
パーツはX68030の電源をメンテした時のものを保管していたので、それを再利用^^;

こういうのって、取って置いてもまず使う事は無いんですけどね~…今回ばかりは過去の自分を褒めてあげたいw
あ、これは取りあえずの仮です!遠からず新品にするつもりですのでご心配なく。

おっと、C32とT2トランスだけは新品ですよ~
T2トランスはX68030本体を託して下さったCZ611Cさんが、030と一緒に送ってくださった物です。ATX電源ケーブルといい、今後僕の身に何が起こるか全部お見通しなのかも。

実は他にも色々と送っていただいていて、時間が経つにつれ全部に意味とかメッセージ的な物が込められている気がしています。なのに全然お返しできていないです…すみません。

 

C32を1コだけ買うのも送料が勿体ないので、これまたCZ611Cさんが託してくれたMIDI音源のCM64とSC55、そして僕のSC88VLの3台分の電解コンデンサーをまとめて購入。マルツ(DigiKey)で約8000円。

落ち着いたらメンテして記事にしますね~
(おっと脱線気味)

 

さて、要交換パーツの取り付けが終了しました。
R35が元よりデカいのは、1/4wが無くて1/2wだから。いいよね?

半田面もかなり傷んでいるので、スズメッキ線で補修。
同人で電源基板を配布してる人って居ないのかしら?絶対に買うのに^^;

さて、動くかな~~ケースに戻してテスト。ドキドキ

+5V、+12V、-12V、+5V(Vcc2)、バッチリです。
一発でダメなら、プロの方に依頼するしかないと思っていたので、本当に良かった^^;

無事に電源を本体に戻すことが出来ました。
ついでにリボンケーブルの長さを調整し、これにて完了です。

 

まとめ

電源が壊れた時にはビビり倒しましたが、何とかなりました。
いや~本当に良かった…心底ホッとしております。

これで、家に2台あるX68kが2台ともRaSCSI内蔵&天板装備に。
他にもFDX68con、MIDI音源、PhantomXなどなど、気がつけば中々に令和のX68000ユーザーらしくなったものです……。形だけはw

中身(知識)が伴っていないのよね~(^^;

原因はひとつ。目的を蔑ろにし、手段が最大の娯楽になってしまっていたから。
困ったことに、改造して何ができるかより、改造や工作そのものが楽しいんスよw

けど、それもひと段落でしょうか。
十二分にX68kを満喫する環境は整いましたので、今後は環境の充実よりも、楽しんで使い倒すことに重きを移そうと思います。
じゃなきゃ、X68kとお世話になった諸先輩に申し訳ないです本当に。

あと、ここ数年X68kに首ったけで他の事をやる余裕がなかったのですが、そろそろ新たな事を始めたいと思ってます。ま、ゆっくりとですが、準備ができたら報告しますね^^

 

あー、またしてもテキスト量の割に薄っぺらいものを書いてしまった…
技術系のブログではないので、なんの参考にもならないにも関わらず、ここまで読んでくださってありがとうございます。

これに懲りず、また遊びにきてくださると嬉しいです。

それではまた^^

 

 

スプラトゥーン3 |オンラインコード版
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【オリジナル輸送箱で配送】スプラトゥーン3 -Switch +シオカラーズぬいぐるみセット (【Amazon.co.jp限定】アクリルタンブラー 同梱)
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