【メガドラミニ】4:3モニターで更に幸せ♪

 

こんにちは、こんばんは、コケガエルです。

メガドラミニ楽しんでますかー? ^^

 

‥僕はあまり‥というか全然遊べていません。
自分より息子の方が遊んでるくらいw

息子は、ガンスターヒーローズのハードモードをクリア後、ソニック2・モンスターワールドⅣもクリア、今はダイナブラザーズ2を進めています。いいぞ!それでこそ我が息子。

まあ、自分の代わりに遊んでくれてると思えば満足です。
セガハードが人を笑顔にする様は、自分がプレイするより気持ちが良いものです ^^

‥え?言ってる事がキモチワルイ?
こんなモンすよ?セガファンてヤツはw

え?お前だけ??
はは、そんな馬鹿なww

 

さて、現状で十分最高のメガドラミニですが、4:3比率(スクエア型)のモニターに繋いだら、もっと最高だと思いません?

今回は、その辺をちょっと試したのでご紹介します。
スクエア型のPCモニタをお持ちの方は、ぜひ繋いでみて欲しいです。

モニタさえあれば、必要な装置は千円程度で買えますからネ

 

 

の前に無駄話w

メガドラが現役の頃、家庭にあるテレビやビデオカメラは、全て横縦比4:3でした。
サターンや初代プレステの時代になると、ワイド型(16:9)のテレビが誕生しましたが、ゲーム機がハードレベルでワイドに対応するのは、まだまだ先の事。

SS・PSの次世代、ドリームキャストやゲームキューブ・初代Xboxですら、メニュー画面などは基本的に4:3で、ワイド対応のゲームは各ソフトが独自にスクイーズ表示していました。
(※D端子でいうところのD2<720x480p>まで。D3<1920x1080i>からがワイド対応)

その後、地デジ化により液晶ワイドテレビが急速に普及し、ゲーム機はWii・PS3・Xbox360の世代に。ゲーム機は、この世代で初めてハード的にワイド対応しました。
(基本はワイドですが、どの機種も本体設定で4:3もサポートしていた気がします)

そして時代はSwitch・PS4・Xbox one世代、世の中は完全に16:9だけの世界に。
PCモニタは今でもスクエア型の新機種が、こっそりと発表されたりしていますが、町の電気屋でワイド型以外の画面を見る事は、まずありませんね。(※ウルトラワイド含まず)

 

もちろん我らが【メガドラミニ】も、ワイドにしか対応しておりません。

 

そんなぁー‥メガドラは4:3でしょうー (´Д `;)

そう思った貴方、あなたは正しい。そして僕も。
メガドラミニは最高です。
最高なだけに、画面比率に拘りたくなるのは人として当然であります(?)。

しかし、まだメガドラミニを購入されていないそこの御仁、心配召さるな。
最高なメガドラミニは、オプションメニューで4:3表示を選択することが可能です。
「なーんだ!じゃあそれでいいじゃん」って思います?…‥

 

それだと額縁表示に!
そしてゲーム画面外に壁紙が表示されちゃうのよ!!


(ソニックよ‥君の事は愛してるけど、今だけは邪魔なんだ‥‥)

 

気にしない人は、全く気にしないでしょう。
けど気になる人は、すっごく気になっちゃうんですよねー‥
セガ好きを公言するちょっぴり個性的なタイプの人は、その傾向が強いんじゃないかとw

「当時とテレビの画面比率が違うのだから、こればかりはしょうがない」‥‥と思った貴方。
ガッカリするにはまだ早い! 額縁表示が気になる人は、16:9のフル画面も選択可能です。


これだと、枠も壁紙表示もなく快適♪
^^

 

だけど、それだと比率が‥‥
可愛いアーシャが太ってしまうジレンマが(涙)

4:3が16:9に引き伸ばされるという事は、1.33倍も太ってしまうんです!
身長155cmで体重が48.1kgだとしたら、63.9kgになってしまう計算です!!
ぎゃーーーー ダメでしょう、絶対に!!!

 

まぁ、アーシャの事は冗談(?)として、
横シューはともかく、縦シューは違和感アリアリです。横に広すぎィ!

そう言われると、ほら‥ね? 4:3モニタで遊びたくなったでしょうー?
え?どーでもいいですって!? Σ(´Д`ll ガーン



ところで、セガサターンの時代にワイド対応していた『パンツァードラグーン ツヴァイ』って、マジでイケてますよね。 さ、次の無駄話へ進みますよ~♪

 

 

遅延

購入当初は、某韓国メーカー製デジタルサイネージ(情報や広告用のモニター)で遊んでいましたが、入力遅延の大きさにびっくり!その後すぐに国産テレビにつなぎ直しましたが、それでも少し気になりました。
(※この遅延に関してはモニタの影響が大きいです。メガドラミニのせいではありません。)

こんなところで、こんな変な文章を読んでる変わり者の貴方様には、
遅延の説明なんて必要ないと思いますので、細かい説明は割愛しますねw

とにかくメガドラミニを快適に遊ぶには『低遅延』をウリにしたテレビや、
PC用モニタを使うに限ります。これは間違いありません。

余談ですが、メガドラミニはARMをベースにした汎用のシステムで作られています。
それに、Linux+エミュレーションソフトを載せているわけですね。これは任天堂しかり、SNKしかり、SONYしかりだそうです。価格と品質のバランスを考慮すると、現在これ以上の方法は存在しないのだそう。だから『ミニ』の中身は大体みんな一緒w
みんな一緒のミニの中でも、メガドラミニは「特に低遅延」と評価されているようです。ソフト面を担当されたM2の移植技術とノウハウがふんだんに詰め込まれているから実現できた偉業ですね。(これから発売されるPCエンジンミニもM2が手掛けているそうな。もう‥浮気な人ね ///

 

メガドラミニ自体は、「エミュレーションにしては低遅延」と評判です。
ただし、これにポンコツテレビ(失礼)による遅延がプラスされると、とたんに許せない領域へ突入してしまうのです。(※個人差があります)

 

勿体ない!ああ勿体ない。

お願いだから、遅延の少ないモニタで遊んでください!
令和の時代にこんなもの(「こんなに素敵なメガドラミニ」の意)を手に取る貴方ですから、家族や友人に「あれ?この人って‥」と思われても、ソコはこだわって行きましょう!

 

そして、いよいよ本題です。(なっが!おっそ!)

低遅延テレビを持っていない貴方。
押し入れや物置に、昔の4:3のPCモニタが眠っていませんか??
持ってる貴方は大ラッキー!! 今こそお宝(?)を目覚めさせる時です!

額縁ナシ最小遅延の最適環境が手に入りますよ~♪ \(^o^)/

 

 

どちらがお好き?液晶 or ブラウン管(CRT)

はてさて、液晶とCRTはどちらが良いのか?
そりゃもちろんCRTが良いに決まっています!!
入力遅延、応答速度、残像感すべてにおいて、ほぼ0なのですから ^^

おっと、液晶でも大丈夫です。
液晶モニタは、家庭用テレビと違ってマウスによる操作に違和感を感じないように、極力遅延の無いように作られていますので。(※ただし応答速度によって残像を感じる場合アリ)
アップスケーリングや色味を大げさにイジったりする必要も無いので、その辺の負荷も少ないですからね。低遅延を謳っていないショボいテレビよりは、絶対にマシなはずです。

 

さて、ご紹介しましょう。今回の過酷なテストに選ばれし2人の勇者を。


左:GREEN HOESE製19”液晶(地味ながらP-MVAパネルの憎いやつ)
右:飯山電機製17”CRT(入力がBNCとD-SUB15[2列]でPC98にベストマッチ)
どちらもドマイナー機種ですが、右のは型番で検索しても1件もヒットしない凄い奴です。

 

液晶モニタにDVI端子があれば【HDMI→DVI】変換コネクタ(数百円)が使えますが、
DVIは音声の情報を持たないので、接続は出来ても音が鳴りません。惜しい!

音さえどうにか出来りゃ、HDMIと同等の一番遅延の無い接続なんですけどね。
そこで方法が2つ。

 

1つは、メガドラミニにヘッド本端子を付ける改造を施す。
実際にTwitter上で改造報告を見かけました。
けど、そんな事が出来る人はそうそういませんよねー^^;

なので、2つ目。これは簡単。
HDMIを、映像(HDMI)(光or3.5mm)に分離するアダプターを使う。


これで、HDMIのまま(パススルー)でモニタに繋ぎ、アダプターから音声が取れます \(^o^)/
あ、アダプターからモニタの接続は↓のケーブルが良いかもしれません。

←僕はこんな変換コネクタを使っていますが、モニタによっては筐体に物理的に干渉して使えない可能性が十分にあります。
僕もギリギリ‥というか、少々コネクタに無理がかかっております ^^;

HDMIー-DVIのケーブルを使うのが一番安全ですね。

 


うむ。上々♪

 

 

そしてお次は、DVI入力なんぞ付いてないCRTの場合。
【HDMI】→【VGA】アダプタを使いましょう。Amazonで\898で購入できます ^^

僕が持っていたのはこれ↓(Twitterで教えてもらったのも同じ物でした。なんたる偶然)

 

音はアダプタにオーディオ用のミニジャックが付いていますので、そこからモニタに接続します。アンプ内蔵のミニスピーカーがあれば、なお最高♪


ばっちりです♪(いきなり周囲が真っ暗ですがCRTの画面です。映り込み対策^^;)

 

液晶・CRT共、メニュー画面はワイド(16:9)がスクエア(4:3)に圧縮されスマートな印象。
けど、ぜーんぜん気になりませんよね?これで接続は完了です♪\(^o^)/

初期の設定のままだと枠付きのゲーム画面になってしまいますが、
オプションメニューで16:9のフル画面にすると‥‥

綺麗に4:3に濃縮還元♪\(^o^)/

どうです?当時の雰囲気そのままではありませんか? ^^

けどメガドラミニのHDTV(1280×720)を、SXGA(1280×1024)に映してるから、ドットbyドットじゃないところが、少しばかり気になりますよね? うん、うん、そうでしょう。

 

そんなわがままボーイは、やはりCRT一択です



ブラウン管は、液晶と違い画素数が固定されていないので、非常に素直な映像です。ドットbyドットとかを全く意識しなくて良いのは、CRT最大の利点ですよねー #^^#
柔らかで自然!これでジャギーの角に頭をぶつけて死ぬ心配にサヨナラです。(意味不明)

 

あーあ‥これでスキャンライン(走査線)があれば完璧なんですけどねー…‥
あ、メガドラミニには設定でスキャンラインを再現する『CRTフィルタ』がありますが、正直イマイチです。数ライン毎に黒で抜くだけだと不自然になるからでしょうか、ちょっと大げさに画面がボケます。くわえて画面の輝度が落ちるので、僕はOFFの方が好みかなー。



(タイトル画面の様な一枚絵なら悪くないのですが、ゲームになると途端にネムい画になります -_-;)

 

X68k等の15kHz(200ライン)に対応したモニタに映せたら、自然なスキャンラインを楽しめるのですが、手持ちのダウンスキャンコンバータではワイド信号を処理できず、正常な表示にならないんスよねー‥

もし表示できたとしても、コンバータを経由することで、僅かでも余計な遅延を増やす事にもなりますからね。本末転倒になりかねません。
なので、ここは諦めて720Pで楽しむが正解という気がします。うんうん ^^

 

とりあえず、自分的サイコーのモニタ環境は、これで整いました \(^o^)/

古いモニタ(XGA以上)を遊ばせている人は、是非やってみてください。

 

 

最後に

ここまでダラダラ・グダグダとやってきましたが、「絶対に遅延は減る?」と訊かれたら「そこまでの効果はないかも?」としか言えません。デジタルサイネージ→PCモニタなら、かなりの改善ですが、国産テレビ→PCモニタの差は、ほんの僅かかもしれません。
こればっかりは感覚的な部分ですからねー‥。

遅延なんて気にならない人には余計な記事だったとも思いますが、スクエアモニタが活用できる事を紹介できたのは、良かったかなと思っております

スクエア液晶なら、ハードオフで千円くらいで売ってる事もあるので、状態の良いカックイイ出物を見かけたら『メガドラミニ専用』として購入するのもアリかもしれません。

 

余談になっちゃいますが、更に遅延の事が気になってしまった方はいますか? ^^;
HDMIのスプリッター(分配器)があれば、家にあるテレビやモニタの比較ができますよ?

メガドラミニの【ダライアス】に遅延をチェックできるモードが隠されています↓

(オプション画面でコマンド『下上下上下上下上』で、チェックモードに入れます。)

スプリッターを使って2台のモニタに表示し、両方の画面が入るように写真を撮ると、フレーム単位で2台のモニタの遅延の差を確認できますヨーー。

僕も購入して、DVI(直)とVGA(コンバート)の遅延の差を比べたり、液晶とCRT、CRTと家庭用テレビを比較したりするのも面白いと思ったのですが、スプリッター自体が遅延するものだったら、差を確認することは出来ても実用に堪えないので止めました ^^;

 

同時に、こうも思いました。

躍起になって遅延にこだわる程に、セガの「触れてほしい、ただ遊んでほしい」という気持ちに反しているような…そんな気がしてきたのです。

遅延や画面の比率など気にせず、ただ楽しむ事ができれば最高にハッピー。
あの頃に戻って、頭カラッポにして楽しんだ人が一等賞です

買っても遊ばず、細かい事をグダグダ言う奴が、一番ダサい。
僕ァそう思いますね。

 

 

‥‥あれ?